11月23日、全国高校サッカー選手権の群馬予選決勝が正田醤油スタジアムで行なわれ、2013年度大会以来の出場を目ざす桐生一と、2年ぶりの本大会行きを狙う前橋育英が対戦。桐生一はキャプテンの金沢やエースの寶船、前橋育英は長崎入団内定の笠柳、群馬入団内定の岡本らが順当にスタメンに名を連ねた。


 先週末にプリンスリーグ関東をそれぞれ戦ったため、中3日でのゲームとなったが、序盤からインテンシティーの高い攻防戦が繰り広げられる。互いに中盤でボールを奪い合い、なんとかゴール前にボールを運び、しっかりフィニッシュにまで持ち込んでいく。前半6分には前橋育英の笠柳が浮き球で最終ラインの背後にパスを出し、U-17日本代表候補の小池がループシュートでゴールを狙うが、惜しくもゴールに繋がらない。直後の7分には桐生一が前線までボールを運び、関根がシュートを放つ。これは枠を捉え切れず、ゴールをこじ開けるには至らなかった。以降も互いに譲らず、前半はスコアレスで折り返す。

 迎えた後半、ペースを掴んだ前橋育英が立ち上がりから攻勢を強める。3分に根津がペナルティーエリア内でシュートを放てば、4分にもCKの流れからキャプテンの桑子がヘディングでゴールを襲う。そして14分、ついに均衡が破れる。笠柳のスルーパスに守屋が反応、相手DFを上手くブロックしながら右足を振り抜き、シュートを流し込んだ。

 先制点を奪った前橋育英は粘り強い守備で相手の攻撃を跳ね返しながら、カウンターで追加点を狙いにいく戦い方へシフト。終盤は相手のロングボール攻勢に手を焼いたが、最後までリードを守り切って2年ぶり24回目の本大会出場を手繰り寄せた。

 11月23日現在で本大会出場を決めているのは47校で、残るは茨城の1枠のみ。26日に準決勝(鹿島学園vs境、明秀日立vs古河一)が開催され、12月5日に決勝が行なわれる。そこでようやく全出場校が出揃う。本大会の抽選会はすでに15日に先立って実施されている。

 第100回の節目を迎える本大会は12月28日に開幕し、1月10日に決勝を実施。8年ぶりに新装なった国立競技場が使用され、開会式/開幕戦、準決勝、そして決勝の舞台となるのも注目だ。

第100回全国高校サッカー選手権大会
<出場決定校一覧>

【北海道・東北】
★北海道
北海(2年ぶり11回目)

★青 森
青森山田(25年連続27回目)

★岩 手
専大北上(2年ぶり2回目)

★宮 城
仙台育英(5年連続36回目)

★秋 田
秋田商(2年ぶり46回目)

★山 形
羽黒(3年ぶり8回目)

★福 島
尚志(2年ぶり12回目)

【関東】
★茨 城
11月26日(金) 準決勝/鹿島学園vs境、明秀日立vs古河一
12月5日(日) 決勝

★栃 木
矢板中央(5年連続12回目)

★群 馬
前橋育英(2年ぶり24回目)

★千 葉
流経大柏(3年ぶり7回目)

★埼 玉
西武台(11年ぶり4回目)

★東京A
堀越(2年連続4回目)

★東京B
関東一(2年連続4回目)

★神奈川
桐光学園(3年ぶり12回目)

★山 梨
山梨学院(2年連続8回目)

【北信越】
★新 潟
帝京長岡(4年連続9回目)

★富 山
富山一(7年連続32回目)

★石 川
星稜(2年連続30回目)

★福 井
丸岡(4年連続32回目)

★長 野
市立長野(初出場)

【東海】
★岐 阜
帝京大可児(3年連続8回目)

★静 岡
静岡学園(2年ぶり13回目)

★愛 知
中部大一(初出場)

★三 重
三重(4年ぶり2回目)

【関西】
★滋 賀
草津東(2年ぶり12回目)

★京 都
東山(2年ぶり4回目)

★大 阪
阪南大高(6年ぶり2度目)

★兵 庫
滝川二(4年ぶり21回目)

★奈 良
奈良育英(10年ぶり16回目)

★和歌山
近大和歌山(12年ぶり8回目)

【中国】
★鳥 取
米子北(12年連続17回目)

★島 根
大社(2年連続11回目)

★岡 山
岡山学芸館(2年ぶり4回目)

★広 島
瀬戸内(3年ぶり2回目)

★山 口
高川学園(3年連続27回目)

【四国】
★香 川
高松商(4年ぶり24回目)

★徳 島
徳島商(11年ぶり40回目)

★愛 媛
今治東(2年ぶり2回目)

★高 知
高知(2年ぶり17回目)

【九州】
★福 岡
東福岡(2年連続22回目)

★佐 賀
佐賀東(2年連続12回目)

★長 崎
長崎総科大附(2年ぶり8回目)

★熊 本
大津(3年ぶり18回目)

★大 分
中津東(7年ぶり5回目)

★宮 崎
宮崎日大(2年連続2回目)

★鹿児島
神村学園(5年連続9回目)

★沖 縄
西原(31年ぶり4回目)

※日程は変更になる場合があります。

構成●高校サッカーダイジェスト編集部