◆全日本バレーボール高校選手権・富山県予選男子決勝 高岡第一3-1富山第一(23日、富山県総合体育センター)

 男子の決勝戦は、高岡第一が3-1で富山第一に勝利し、2年ぶり20回目の全国大会出場(1月5~9日・東京体育館)を決めた。2年生のエースコンビが大活躍し、右サイドから松浦輝彰が15得点を挙げれば、左サイドでは松村理暉が14得点をマーク。2人とも豪快なバックアタックも披露し、抜群の決定力を見せつけた。松村は「富山第一に去年は負けていた。3セット目を奪われて、少し焦ったが、気持ちをぶつけられました」と笑顔で振り返った。

 2人は小、中学校まではライバル同士だったが、中学3年の時に県選抜選手に選ばれ、全国都道府県対抗中学バレーボール大会に出場。惜しくも予選敗退となったが、高校では一緒に春高バレーを目指したいと、高岡第一に揃って進学した。松浦は「スパイクの決定率だけは、松村に負けたくない」とお互いに切磋琢磨。181センチの松浦に対し、172センチの松村は「身長が小さいので動いて攻撃している。レシーブも得意です」と、垂直跳び80センチのバネを生かし、攻守で活躍してきた。

 全国大会での目標は、過去最高のベスト8以上だ。試合後、石名田周治監督からは「テストで赤点を取ったら全国大会に連れて行かない」と厳命されると、松浦は「ちょっと厳しい教科があるので、すぐに勉強に取り組みたい。全国では1点1点、スパイクを決めたい」と決意。全国の大舞台を目指し、テストとバレーで得点力アップを狙う。(中田 康博)