「日本シリーズ・第3戦、ヤクルト-オリックス」(23日、東京ドーム)

 オリックスの4番、杉本が値千金の右越え同点2ランを放った。

 1-3と2点ビハインドを追った六回。先頭の吉田正が左中間二塁打で出塁。カウント2-2の5球目、外寄り高めの147キロ速球を渾身の一振りで捉えると、打球は右翼席に飛び込んだ。

 一塁ベースを回ったところでスタンドインを見届けた杉本は右拳を突き上げた。さらにベンチでナインの祝福を受けた後は、左翼席に陣取るオリックスファンに向けても拳を突き上げた。

 自身にとって日本シリーズ初本塁打。五回の守りで3失点して試合をひっくり返された直後だけに、価値ある一発となった。殊勲の杉本は「打ったのは真っすぐです。少し詰まっていましたし、まさか入るとは思っていなかったので、なんとかスタンドまで届いてくれてよかったです!」と広報を通じてコメントした。