20日開幕のSMBCシンガポールオープン、違反は「日本人ではない」

 日本男子ゴルフツアーの開幕戦、SMBCシンガポールオープンにエントリー予定だった選手18人が出場できない事態になったことが14日、分かった。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、同日までに関係先へ文書を送付。同書によると、13日に開幕したアジアンツアーのシンガポールインターナショナルに出場するためにシンガポールに入国した選手が、入国に関する隔離措置や行動規範に違反する形で法律を破ったことから、同国は今後、国外から入国する際のビザ(エントリーレター)発給を停止することを決定。その旨の通達が、SMBCシンガポールオープンの大会プロモーターなどにあったとしている。

 その上で、JGTOは「JGTOツアーメンバーで、現在エントリーレターを申請中の18名は、シンガポールに入国できない事態になりました。なお、すでにエントリーレターを受け取っている38名のJGTOツアーメンバーは予定通り入国することが出来ます」と説明。JGTO広報担当者によると、詳細を確認中との回答。同国の法律に違反した選手については「日本人選手ではないと聞いています」としている。

 同大会は、日本男子ツアーとアジアンツアーの共同主管競技大会で、賞金総額を100万ドルから125万ドルに増やし、2年ぶりに開催(無観客)される。日程は今月20日から23日、シンガポールのセントーサGCセラポンCが舞台となる。日本の国内男子ツアーにとっては今季開幕戦、アジアンツアーとしては20-21年シーズンの最終戦と位置付けられている。

 有資格者を除いた上位4人には、全英オープン(7月14日~17日、スコットランド、セントアンドリュースオールドC)の出場権が付与。JGTOツアーメンバーからは56選手が出場予定だった。

 21年大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。20年大会はマット・クーチャーが逃げ切りで優勝し、日本人最高位は6位の木下稜介だった。(THE ANSWER編集部)